「下野新聞SOON」から、転載します。
下野新聞11月15日 朝刊

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【岩舟】民話語りの会「美寿々会」を主宰する美寿々すみ子さん(73)=岩舟町静=が会発足20周年を記念し、本県を含む全国の民話80話をまとめた「みすゞの『ふる里の昔』」を出版した。20年以上精進し、磨きを掛けた「語りの言葉」による情感たっぷりの、分かりやすい表現が特長だ。美寿々さんは「皆さんには自分なりの思いを重ね、語っていただければ」と笑顔で話す。

美寿々さんは語り部の公演やアナウンススクールなどで語り特有の言葉や表現を学びながら1993年11月、同会を立ち上げた。特技の民謡を織り交ぜた独自の語りは人気を集め現在、県内に13支部(会員約130人)がある。老人会や婦人会のイベント、チャリティー公演も精力的にこなしている。

今回、随想舎から出版した本(A5判176ページ、1500円)について、美寿々さんは「覚えやすく語りやすい筋書きにまとめた」と解説する。

うば捨てを止めさせた孝行息子と母親や、口の中に刺さった骨を抜いてやるオオカミの恩返し、雨乞いをしたカッパといった、素朴で興味深い話が平易に表現されている。

24日には20周年と出版を記念し、栃木市のサンプラザで「唄と昔語り」を行う。午後2時開演でチケットは、本代と飲み物代を含め2千円(当日2500円)

問い合わせは美寿々事務局電話090・7019・7239(携帯)。