「日下開山 初代横綱 明石志賀之助」の著者、中村弘氏が産経ニュースに紹介されました。
以下、すべて引用になりますが、掲載させていただきます。
この場をお借りしまして、
産経新聞に感謝申し上げます。

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■引用先

「産経ニュース」【ローカルプレミアム】
http://www.sankei.com/
http://www.sankei.com/premium/news/160401/prm1604010004-n4.html

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■関連図書
日下開山 初代横綱 明石志賀之助 すもうの街宇都宮が生んだ大力士」(中村 弘/2012年/随想舎)
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実存さえ疑われた初代横綱・明石志賀之助の実像に迫る

宇都宮・蒲生神社では奉納相撲も

明石志賀之助石像の横に立つ中村弘さん。陣幕が建立し、戦後移設された石碑もある=宇都宮市塙田の蒲生神社

明石志賀之助石像の横に立つ中村弘さん。陣幕が建立し、戦後移設された石碑もある=宇都宮市塙田の蒲生神社

宇都宮出身の初代横綱・明石志賀之助(しがのすけ)を顕彰する動きが、地元・宇都宮で広がっている。実存さえ疑われ、宇都宮でも広く知られていなかったが、在野の研究者の地道な調査で、伝説上の人物の実像も見えてきた。桜の見頃、花見客でにぎわう八幡山公園に隣接する蒲生神社(宇都宮市塙田)では、志賀之助の名を冠した子供たちの奉納相撲も開かれる。

蒲生神社の「初代横綱明石志賀之助杯少年奉納相撲大会」は、9年目を迎え、今年は4月3日に開催する。毎年、県内の幼稚園児や小中学生ら70?80人が参加する。大会を主催する歴史文化を伝承する市民の会(谷田部峻(たかし)会長)の事務局長、中村弘さん(74)は4年前、志賀之助に関する著書を2冊出版。その後も年間5、6回、市内で講演を続けており、「広く知ってほしい」と訴えている。
江戸時代の書物によると、志賀之助は寛永元(1624)年に、横綱を意味する「日下開山(ひのしたかいざん)」という称号を得た。後の横綱、陣幕久五郎(きゅうごろう)が、明治33(1900)年建立の横綱力士碑発起人として過去の力士の顕彰に奔走、志賀之助を初代横綱と定め、現在は日本相撲協会も公認している。

中村さんは「陣幕がいなければ、志賀之助は埋もれたままだった。大恩人」と話す。

だが、相撲関係者も、「伝説上の人物」ととらえており、中村さんは6年間研究を続け、山形県で江戸時代の藩士が書いた「上山三家見聞日記」の中に、寛文元(1661)年に藩主の前で相撲を取った記録を発見し、「実在した人物だった確証が持てた」という。
松尾芭蕉の弟子、宝井其角(きかく)の「志賀之助男盛りの春立て」という句や、元禄12(1699)年の還暦引退相撲などから、寛永年間ではなく、寛文年間に横綱になったと推測している。「この時代、還暦まで取った力士もいるが、寛永説では現役が約70年になり、やはり寛文が正しいだろう」

蒲生神社にある志賀之助石像は、平成19年に建立された。その隣にある志賀之助をたたえる石碑は、陣幕が宇都宮城跡(現在の宇都宮城址公園)に建立し、戦後、移設されたという。

中村さんは「相撲は何といっても国技。初代横綱を輩出したことは宇都宮の自慢にしたい」と力を込める。奉納相撲を通じ、地元の子供たちが、大相撲を背負って立つ強い力士に成長することを願う。
初代と2代横綱が栃木出身 初代横綱・明石志賀之助に続く、第2代横綱、綾川五郎次(ごろうじ)も下野国出身とされ、栃木市旭町の定願寺に墓がある。第27代横綱、栃木山(とちぎやま)守也(1892?1959年)は現在の栃木市藤岡町出身。3場所連続優勝していた大正14(1925)年、突然引退した。幕内優勝は計9回、横綱在位時の勝率は9割を超えた。春日野部屋を創設。初代横綱明石志賀之助杯少年奉納相撲大会は毎年、春日野部屋の力士を招いている。蒲生神社の大鳥居は大正15年の創建時に栃木山が寄進した。栃木山以降90年間、県出身の横綱は不在。

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■引用先

「産経ニュース」【ローカルプレミアム】
http://www.sankei.com/
http://www.sankei.com/premium/news/160401/prm1604010004-n4.html

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■関連図書
日下開山 初代横綱 明石志賀之助 すもうの街宇都宮が生んだ大力士」(中村 弘/2012年/随想舎)
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