2014年11月25日、下野新聞から、転載します。
http://www.shimotsuke.co.jp/category/life/personality/news/20141125/1788396

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  【宇都宮】県立岡本特別支援学校をことし3月に定年退職し現在、再任用で県立のざわ特別支援学校に勤務する渡辺久美子教諭(61)がこのほど、退職記念に 絵本「黄色い服のサンタクロース」(随想舎)を出版した。貧しいサンタクロースが母親が作ってくれた黄色い服を着てプレゼントを配る物語で、絵は同僚の鈴 木光一教諭(53)が担当した。渡辺さんは「美しい音楽を奏でる楽器や美しい本を手にできる世の中であるようにとの願いを込めて出版した」としている。

「黄色い服のサンタクロース」の原作は、渡辺さんが10年ほど前に大手出版社主催の創作童話に応募して入選した作品。

母親と一緒に住む貧しいサンタが主人公。クリスマスイブの前日に子どもたちへのプレゼントとトナカイは準備できたが、服はぼろぼろだったため、母親が家じゅうを探して見つけた黄色い布で服を用意した。

黄色い服のサンタは心の晴れないまま出発したが、プレゼントを受け取る子どもたちは服の色など気にせず、サンタも服の色のことを忘れて一生懸命に プレゼントを配布。袋が空になりクリスマスの朝を迎えると、朝日を浴びてサンタの服が「おひさまとおなじ、まっかないろになっていました」というストー リーだ。

絵本はA4判20ページ。900円(税別)。随想舎では5冊をプレゼントする。申し込みは30日までに同社電話028・616・6605。