孝子桜

978-4-88748-271-5

孝子桜

(978-4-88748-271-5)

小板橋武[絵・文]

そこには満開の桜の花が咲いていた。桜の花が見たいという病んだ父親の願いを叶えさせたくて、孝行息子の孝助は冬にもかかわらず、桜の木の下で毎日祈りつづけた。自分の死期を悟った父親は、花は咲いていなくても桜の木をひと目だけでも見たいと、孝助に頼んだ。次の日、父親を背負って孝助は桜の木のところに歩いていった。すると、そこには……。
「孝子桜」は宇都宮市立城山西小学校の校庭にある枝垂れ桜で、宇都宮市の天然記念物に指定されています。推定樹齢は400年と言われており、栃木県内はもとより全国的にみても古木の部類に入ります。毎年春になると、まるで老木に鞭打つかのように見事な花を咲かせるその姿が、こうした民話を生み出したのです。まさに地域のシンボルといえるでしょう。

B5横判/上製/24頁/定価 1047円(本体952円+税)
ISBN 978-4-88748-271-5
2012年12月19日 第1刷発行

在庫状態 : 在庫有り
¥1,047(税込)
数量

関連商品

  • 978-4-88748-383-5

    日本列島見て歩こう 小樽から鹿児島まで名所旧跡100選

    出版書籍「日本列島見て歩こう 小樽から鹿児島まで名所旧跡100選」(小板橋 武)。日本全国を十年の歳月をかけて巡った名所旧跡の旅。

    ¥990
  • 978-4-88748-364-4

    鉢の木ものがたり

    貧しくともその武士は、大切にしていた盆栽を囲炉裏にくべて旅に僧をもてなした……。
    人が生きるということの意味を教えてくれる、感動の物語。

    ¥1,018
  • 978-4-88748-292-0

    これだけは見ておきたい 栃木の宝物50選 スケッチの旅

    神社仏閣をはじめ史跡・建築物、偉人の銅像や旧居、さらには伝統的な祭りなど「栃木の宝物」を50か所選び、美しいカラー写真やスケッチに解説をつけたガイドブック。さあ、あなたも栃木再発見の旅へ。

    ¥1,018
  • 978-4-88748-251-7

    安善寺物語 宇都宮朝綱と平貞能の友情

    益子町にもあった平家物語。平清盛の家来・平貞能は、なぜ益子に住んだのでしょう。これは「平家物語 巻第七」に書かれている宇都宮朝綱と平貞能の友情をテーマにした絵本です。「芳賀富士」と呼ばれる大平山のふもとにある安善寺では、800年以上前の二人の友情を讃えるかのように、毎年、たくさんの桜の花が舞っているのです。

    ¥880
  • 978-4-88748-221-0

    少年とハト 宇都宮大空襲

    親と子のための絵本。少年とハトを通して、戦争の悲劇を訴える!!
    戦後65年が経ち、宇都宮大空襲を知らない人が増えた。日本とアメリカが戦争をしたことを知らない人もいる。一人でも多くの人にこの本を読んでいただき、宇都宮大空襲のことを忘れないようにと願っている。

    ¥1,047
  • 978-4-88748-199-2

    戦時下の女学生たち

     「戦争に勝つために」――女学生たちは懸命に生きた。
     現実にあった体験談をもとに描いた親子で読む絵本。
     好著『宇都宮大空襲』の第2弾!!

    ¥1,047
  • 978-4-88748-157-2

    宇都宮大空襲 一少女の記録

    戦火の中を逃げた12歳の少女の空襲体験記!! 「私は窓を見てびっくりしました。真夜中なのに、昼間のように明るくなっていたからです。アメリカの飛行機がたくさん飛んでいて、焼夷弾を落としていました。まわりの家は、みんな火事になっていたのです……」。今日の平和は、名もない市民の尊い犠牲の上にある。

    ¥1,047